真皮内にあるエクリン汗腺に作用させる

ボトックス

ボトックスはエクリン汗腺を支配しているコリン(アセチルコリン)作動性神経を数ヶ月麻痺させて汗の分泌を司る神経に作用して働きを弱める物質を注射し、汗の量を減らします。しかしアポクリン汗腺は主にアドレナリン作動性神経の支配を受けるため効果はなく、そのため臭いに関しては効果がないです。

重度原発性腋窩多汗症に対してボトックスによる治療が保険適応となります。

多汗症の治療比較表

施術ボトックスミラドライ
作用方法ボツリヌス菌毒素(保険適用)マイクロ波による破壊(自由診療)外用薬:エクロック、クロックゲル
内服薬:プロバンサイン
(ともに保険適用薬)
費用2万円ほど20万~40万円数千円
効果半年間出力を間違えなければ永続的毎回